昭和30年叔父にあたる六世歌右衛門の養子となる。 昭和31年1月歌舞伎座「蜘蛛の拍子舞」福才にて二代目加賀屋福之助を名乗り初舞台。
昭和42年4月5月歌舞伎座「絵本太閤記」十次郎、「吉野川」久我之助、「助六」白玉等で八代目中村福助を襲名。 平成
4年4月歌舞伎座「金閣寺」此下東吉、「伊勢音頭恋寝刃」福岡貢で四代目中村梅玉を襲名。昭和36年ソビエトに初めて海外公演参加、その後はハワイ、カナダ、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパはロンドン、ミュンヘン、パリ、フランクフルト等の公演に参加。
受賞歴 平成3年芸術院賞。平成19年紫綬褒章 令和4年無形文化財保持者(人間国宝)に認定
他に松竹社長賞・松竹会長賞・国立劇場優秀賞・真山青果賞・名古屋ペンクラブ賞等
役職として芸術院会員第三部部長代行・伝統歌舞伎保存会副会長・俳優協会財務理事他。